夏の締めくくりは、8回目になる発表会。
今年もたくさんの花が咲いた会になりました。
私の教室では、一週間ほど前に、当日と同じホールを借りてリハーサルをするのですが、そのリハーサル後、ある大人の生徒さん(Nさん)の演奏がガラリと変わって良くなっていたのです。
あまりの良い変化に、何があったのか伺ったところ、Nさんのリハーサル前に弾いていた、小学生の子がとても力を抜いて、自由に弾いていたのをみて、Nさんも真似してみたのだそう。
この柔軟性、本当に素晴らしいと思いました。
ヴァイオリンに限らず、人前で何かパフォーマンスをするとなると、失敗したくないと固まったり、自分より誰々の方が上手い、下手などと優劣をつけたりするのが人間の性かもしれません。
でも、本当にヴァイオリンが好きで、上達したいと願ったら、学びの場はどこにでもあるのだと。
経験も世代も超え、柔軟に学ぶNさんの姿、是非見習っていきたいです。
来年の発表会も、沢山の花が咲くことでしょう!!
今から楽しみに、またレッスンに励みます。