先日、日本クラシックコンクール本選の審査をさせていただきました。
参加者の皆さん、親御さん、お疲れ様でした。
この日にかけて、一生懸命準備してきた参加者の演奏を、こちらもその気持ちに答えたいという心境で審査しています。
ただ、その参加者がどのような環境において、どんな歩みの途中なのかは推測することしかできず、結局、その日のたった1回の演奏で審査せざるを得ません。
もし思った結果が出なかったとしても、どうぞ落ち込まず日々の努力を続けてください。
理想論かもしれませんが、正しい努力を続けていたら、しかるべき時にその人らしいよい結果が生まれると思います。自分を含め、そういう例を沢山みてきました。
コンクールを、人前で弾くことの出来る貴重な機会ととらえ、一つの成長の場として挑戦する人が増えることを願ってやみません。
今回、私の教室からは、参加した3人が全員合格し、全国大会に駒を進めることが出来ました。
どの生徒も、悔いなく心から演奏出来るよう、お互いに準備をしていけたらと思います。