先日、日本クラシック音楽コンクール本選の審査をさせていただきました。
まずは参加された皆様、お疲れ様でした!
私が学生だった20年ほど前から比べ、格段に技術のレベルが上がっています。だからこそ、こんなに小さい子が、こんな難しい曲を弾けるなんて!?という観点だけでは、どこかで壁がくるのかなと思います。
今回審査をしていて、〝楽器を響かせる〟〝楽譜を読み解く〟〝自ら解釈し、自ら発信する〟力が求められてくると感じました。
上記のこと、自分も先生達にずっと伝えてもらっていましたが、学生を終え、自らの力で舞台に立ち、また指導者として、日々のレッスンを通してやーっと理解出来るようになりましたし、本当の意味で理解することは、長い時間がかかることだと思います。でも、小さいころからずっと伝え続けていくことが、真の音楽家になる為に、とても大事なことなのだと感じました。
今回、私の生徒は4人受け、無事全員全国大会に駒を進めました。
どの子も、1音でも美しく奏でることが出来るよう、音を磨いていってくれたらと願っています。