先日、春の弾きあい会が行われました。(春を語るにはまだ寒い日々ですが。。)
今年は新しい試みとして、幼稚園生ちゃんは、自分の弾く曲のイメージ画を、小学生以上は曲目解説を書いてもらい、ローデのカプリスを弾く生徒は、楽曲分析をして、皆さんに配布しました。
小さな頃は、音楽を心から感じ、感覚で弾くことはとても大事だと思います。
でもある程度の年齢になったら、音楽の仕組みを知り、曲の成り立ちに興味を持ち、自ら曲を探求する好奇心を持つことが、成長し続けるためにとても大事だと思います。そうでないと、いつまでも先生に言われないと何も生み出せない子になってしまいますし、それって私も親御さんも、何より本人も本望でないはず。
ある親御さんが、他の子達がこれだけ曲をどう弾くか考えているんだと分かっただけでも、本人にとって収穫だと仰っていて、そう言っていただける機会が出来てよかったなーと感じています。
そして、皆それぞれの良さを素直に吸収して、切磋琢磨しながら成長してくれたらな、と願っています。